大河内建詞 自己紹介へ

現場の再確認

2016/10/17(月) 日々の事大河内建詞

先週、東京で工事中のマンションで事故がありました。
外壁工事の足場を解体中に起きた事故で、落下した足場のパイプが通行中の歩行者の方に当たり、その方が亡くなられました。絶対に起きてはならない事故です。
既に報道で知っている方も多いと思います。

共和の現場はほぼ住宅なので、マンションの十階程の高さから物が落ちる様な事はあり得ませんが、二階建て住宅の高さからでも落下する物によっては、大事故に繋がります。
また、一度事故が起こってしまうと、お施主様を始め多くの方に迷惑が掛かります。

誰も事故を起こすすつもりで起こす人はいませんし、普段そうした事が無い様、現場では注意を払っていますが、事故が起こる時は色々な要素が絡み合って発生するものです。
私も建設業界に入って半年の頃に、所属していた現場で死亡事故が発生しました。
20年ほど経った今でも忘れられない苦い記憶です。

今回の事故を見て、我々の使命は「住み心地」を保証するだけで無く、お施主様に「無事故」でお引き渡しをする事も再認識させられました。
今週、建築部の月例会議がありますので、皆で現場の安全について、いま一度再確認をしたいと思います。


「住み心地いちばん 涼温な家」
  大河内建詞

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