

急峻な山々と深く抉れた渓谷によって形づくられた木曾谷は銘木のふるさと。年間約3000mmという豊富な雨量と保水性に優れた土壌は、針葉樹の生育しやすい条件を生みだし、檜を中心とした林業が栄えてきました。
中でも有名なのが東濃檜と木曾檜。檜の生育域の北限に近い寒冷地に育つこれらの木は、少しずつしか大きくなることができないため、年輪幅が2~3mmと小さくほぼ真円。木肌はピンクで艶があり、節も小さく香りも高いというまさに檜の女王です。伊勢神宮の式年遷宮に使われていることからも、東濃檜と木曾檜がいかに清らかな美しさを持っているかがわかります。
この"檜の中の檜"を使って建てられるのが共和の家です。原則として1軒につき7割は東濃檜・木曽檜を使いますが、ご希望があればすべて檜材で建てることも可能です。製材部をもつ工務店ならではの贅沢。ぜひ一度体感ハウスなどでお確かめください。
戦後間もない昭和22年、共和木材はこの木曾谷の玄関口にあたる岐阜県中津川で製材の会社としてスタート、昭和61年に建築部を立ち上げ、材木に関する豊富な知識と技術力を駆使して"木の家なら共和木材"との定評を得てきました。
"無垢の木は暴れる"と敬遠するハウスメーカーもあると聞きます。無垢の木は生きているため、割れや反りを生じやすいのですが、木の性質をよく知って適材適所の使い方をすれば、より強固に家を守ってくれます。共和木材では樹齢70年以上の原木を厳選し、粗挽き人工乾燥、そして仕上げ挽きなど、品質を重視した工程管理によって、狂いの少ない高品質な製品に仕上げています。
製材部がある強みは、木を見る目と木を扱う技術力に加え、ムダがなく端材が出にくいこと。それは価格を抑えることや資源保護にもつながります。私たちはこの恵まれた環境を活かし、「木の目利き」である誇りを胸に"共和にしかできない家づくり"をしていきたいと思っています。



共和の家を建ててもう20年以上になります。ここで使っている東濃檜は、大工の目から見て本当に素晴らしい木ですよ。深い山で育つ、おとなしくて素性のいい木。強度もあって香りもよくヘソを曲げることもない。これ以上のものは少ないと思いますね。木曾檜も同じようにいい木です。こちらは内装用に使うことが多いです。
よその土地では杉が主体のところが多いでしょう?檜をふんだんに使って建てられるのは、大工としても非常に嬉しいこと。お客様からは「壁や天井で隠れてしまうのが惜しい!」とよく言われますが(笑)、そのかわり、できあがった時になんとも言えないいい香りがしていますよ。お客様が大金とエネルギーをつぎ込んで建てられる家なのだから、無垢の木の美しさが生きている、すっきりとした家を建てようと、私たちも力が入ります。