


共和の家はお施主さんもこだわっている人が多いけど、こっちも負けないくらいこだわってるから大変なんです。昨日の建前でも16人くらいいたかなあ。普通だとその半分くらいの人数でやっちゃうんだけどね。でもそうやって大工がこだわれるというのは幸せなことですよ。
バブルの頃には技を必要としない仕事が増えて、「何のために親方に叱られて厳しい修業をしたのか」って思うこともありましたからね。いまはまた本物志向の人が少しずつ増えてきているんじゃないですか。共和さんの家づくりに携わっているとそう感じますね。
この会社のいいところは、私たち職人を消耗品のように扱わないで、ものづくりとしての敬意をこめて接してくれるところ。そうやって紳士的に扱われると、よし、ここは一つ腕によりをかけてやろうという気にもなりますわな。やっぱり人間だからね。

身内に大工さんがいて、誘われてこの世界に入りました。入った頃は辛くてねえ。毎日箒持って掃除ばかりなもんで。何しろ「仕事は盗め」という時代でしょ。誰も教えてくれないですよ。
それでも3年程辛抱すると家一軒建てさせてもらえる。その3年間の辛抱が、いまの人にはできないんじゃないかなあ。叱られても叩かれても「すみませんっ」って頭下げてさ。逆ギレなんてありえないですよ。そんなこと考えつきもしなかったね。
建前の前の晩は眠れないですよ。間違ったら家が建たないんですもん。謝って済むものじゃない。お施主さんに損させるわけだからね。ま、そうやって汗かいて恥かいて仕事を覚えてきたおかげで今があるんでしょうね。
共和の仕事で楽しいのは材料がいいことです。やっぱり大工はいい材料を使うと嬉しいものですよ。現場監督がみんないい人なのも助かっていますね。コミュニケーションがよくとれるので仕事がはかどるんです。

私が大工になった頃は、今のように前もって木をカットするような設備はなくて、全部手刻みでした。修業が辛くて親方のところを飛び出して、長距離の運転手をしたこともありましたっけ。それでも不思議なもので、離れてみると大工の仕事が懐かしくなってね、また舞い戻って「お願いします」。今度は真面目に最後まで修業しましたよ。
私が願っているのは、建てた人に末永く住んでもらえること。そして自分の建てた家がずっと残ることです。だから、お施主さんから少々無理なことをやりたいと言われても、できるだけ思いを叶えられるように努力しています。そうすることでお施主さんも家に愛着が湧いて、大事にしなきゃと思ってくれるでしょうから。
まだまだ体の続く限りはこの仕事を続けたいですね。あの時、諦めずに親方のところに戻ってよかったです(笑)

大工だった祖父が、丸太を切って作ったタイヤに箱を乗せて、自動車を作ってくれたのが小さい頃の思い出。そんなことがあって大工になったのかもしれません。
私は助手時代はやる気のないやつでね。我ながら可愛げがなかったと思います。それがある程度責任のある仕事をあてがわれてから、俄然面白くなっちゃった。人って何かを任されると変わるもんですねえ。ま、それだけ単純と言おうかバカと言おうか(笑)
いま一番思っているのは、お客様にとっては一生に一度建てるかどうかの家づくりで、絶対に手抜きはしたくないということ。見えないところでも、将来リフォームする時にもしかしたら見るかもしれない。その時にがっかりさせるような仕事をしていたら、大工としての面目が立たないですから。
共和の現場監督さんを見ていてすごいなと思うのは、一旦建てた人には、あとあとまでちゃんとメンテナンスすること。お世辞抜きですごいなと思いますね。
それと、大工に対して単価や工期のことで無茶を言ってくることがない。職人たちの盾になるべきところでは、ちゃんと体を張って守ってくれるから、私たちも安心して「いいものをつくればいいんだな」と思ってられるんです。

小さい頃、よそのお父さんに比べて男くさくてカッコよかった父が誇りでした。大工になったのもそれが理由です。職業訓練校で一通りのことは学びましたが、学校で教えてくれることと実践とは全く違うものだということも思い知りました。
すぐにできるようになるとタカを括っていましたが、そんな甘いもんじゃなかったです。でも、それだけに面白いのも事実。失敗したらなぜ失敗したのかを徹底的に考えて次につなげる。まだまだ半人前なので、一日も早く一人前になってみんなの役に立てるようになりたいです。
共和さんで一緒に仕事をしている先輩たちはみんな腕がいい上に親切。人間関係のストレスは全くありません。一軒一軒形にしていく充実感だけに身を委ねていられる自分は、すごく幸せ者だと思います。
目標はもちろん親父越え。そして子どもができたら親子三代で大工をやることです。

私のこだわりは、自分の仕事に誇りを持つこと。朝から晩まで、常に緊張感を持って仕事に取り組んでいます。
共和さんとはかれこれ20年以上のお付き合いになります。共和さんの仕事を一言で表すと、まさに「理にかなった家づくり」という言葉がぴったりですね。
厳しい目で選び抜かれた東濃檜然り、熱い心を持ったスタッフ然り。全てが正直できちんとしている、間違いのない家づくりをする会社ですよ。
それに、共和さんの建てる家は、現場で仕事をしていても空気が全く違う。冬は暖かくて、夏は涼しい。たくさんの現場で仕事をしてきたけれど、こんなに心地のいい家は他にないですね。だからここだけの話、自分が建てるなら絶対に共和の家、と密かに決めているんです。

スイッチやコンセントというのは、完成してクロスも全部貼り終わってからつけるんですよ。その時にこすってしまったり、傷をつけたりすると、もう一度内装をやり直してもらわないといけなくなる。だからものすごく神経を遣いますね。いわば最後の仕上げだからね。
共和さんの仕事はきれいだから、なおさら私たちも力が入ります。大工さんが心をこめて仕事をして、内装屋さんが丁寧にクロスを貼って…という気持ちは、仕上がり具合から伝わってきます。だから共和の家はたくさんの職人たちの思いが注ぎ込まれた家だと思いますね。
職人たちがどうしてそうなるかというと、この会社が情に厚くて職人を大事にする会社だから。共和さんのことは昔から知っていますが、若い衆を可愛がるという気風があってね。人を育てるのがうまい会社です。大事にされているとわかれば、人は一生懸命働きますよ。私自身もそうですからね。共和さんの仕事となると損得抜きで親身になってしまうんです。

共和さんの仕事は下地がすごくきれいでクロスが貼りやすいんです。きれいな仕事がしてあったら、自分たちもきれいな仕事をしようと思うのは人情でね。おかげでこちらも熱の入った仕事ができます。
大工さんが入っている現場に採寸などで伺うことも多いのですが、いつも思うことは雰囲気がすごく明るいということ。全員がお客様の立場に立っていろんなことを考えながら建てているなということが伝わってきます。
うちは親の代から共和さんの協力会のとりまとめ役をさせていただいているのですが、協力会があることでお互いの信頼関係が増し、「次の人のためにきちんとしておこう」という気持ちが自然に生まれているようです。
クロスはデザイン性だけでなく健康を重視して、自然素材のものを使っています。いろいろなものが開発されているので、体にやさしく、しかもお客様の好みを反映できるよう研究することが肝心です。
それと、力を入れているのがカーテン。自分でするとおっしゃるお客様も多いのですが、一番見栄えを左右するのがカーテンです。私たちプロの意見もぜひ取り入れていただけたら嬉しいですね。