共和の職人共和の職人-安藤 卓弘/大工
「お客様に負けないくらい、大工もこだわってつくっています」
共和の家はお施主さんもこだわっている人が多いけど、こっちも負けないくらいこだわってるから大変なんです。昨日の建前でも16人くらいいたかなあ。普通だとその半分くらいの人数でやっちゃうんだけどね。でもそうやって大工がこだわれるというのは幸せなことですよ。
バブルの頃には技を必要としない仕事が増えて、「何のために親方に叱られて厳しい修業をしたのか」って思うこともありましたからね。いまはまた本物志向の人が少しずつ増えてきているんじゃないですか。共和さんの家づくりに携わっているとそう感じますね。
この会社のいいところは、私たち職人を消耗品のように扱わないで、ものづくりとしての敬意をこめて接してくれるところ。そうやって紳士的に扱われると、よし、ここは一つ腕によりをかけてやろうという気にもなりますわな。やっぱり人間だからね。