社長の思い

「月並みだけど、性能の良い、居心地の良い家をつくりたい。
それなりのお金はかかっても満足の続く家、建てて良かったと言ってもらえる家が私たちの目標です。」

住宅をつくっている人が最高に報われる瞬間、それはお客様から「ありがとう」と言われる時です。建ててから時間が経っているほど、その言葉は重みを増します。そしてそう言ってもらうためには、一切の妥協なしに誠実につくることしかありません。儲からない仕事ですよ(笑)。ものづくりが好きな人でなければとてもできない仕事です。それでもなぜやっているのかって?それはもう決まっています。面白いからです。お客様にとって一世一代の大事業。家族に対する想いや生きる上での価値観が凝縮されて家づくりに向かう。
私たちはお客様が魂をこめる器をつくっているようなものです。そんな緊張と責任を感じられる仕事が面白くないわけがありません。だからお客様から頂戴するお金はできるだけ無駄遣いしたくない。共和木材は特典を付けたり宣伝をしたりといったことを一切しない、愛想のない会社だと言われますが、愛想のない分、つくる家にはたっぷりの愛情をかけているつもりです。

 

代表取締役社長 大河内建詞

代表取締役社長 大河内建詞

 

 

製材所があって職人が居て。
ものづくりが出来る環境を守っていくのも地場の工務店の務めではないでしょうか。」

共和木材の岐阜にある製材所 共和木材の職人

 

中津川にある共和木材の本社には製材所があります。戦後すぐに製材会社としてスタートしたため、共和の精神的支柱として好不況にかかわらず製材部門を維持してきました。しかし最近になって私は、少し大げさかもしれませんが、日本の技術を途絶えさせないためにも製材所を守っていかなくてはならないと考えるようになりました。

技術大国と言われて久しい日本ですが、その技術を支えて来た腕の良い職人がどんどん消えつつあるのをご存知でしょうか?たとえば製材所でも鋸刃の目立てが出来る職人が少なくなっています。目立てというのは製材用の帯ノコをよく切れるように調整すること。昔はどの製材所でも目立て職人が居り、勘と経験を活かして目立てを行っていました。現在ではコンピュータ制御で行うのが主流になりましたが、手作業に比べると細かい部分の対応ができず、精度が落ちるのは否めません。

また皆さんお馴染みの大工も高齢化しつつあります。住宅建築が“産業”と呼ばれ合理化されることによって、若い大工をじっくり育てる土壌が失われたのです。このままでは墨付けから始まって自分で木を刻み、家一軒建てられる大工が居なくなってしまいます。そうなったら万一大きな災害が起きてプレカット工場が作動しなくなった時に、誰が住むところを建てられるでしょう?これは大変な事態です。こうした時代の流れを何とか少しでも食い止めたい。今後、製材所がなければ出来ない仕事、腕の良い大工が居なければ出来ない仕事を増やしていきたいと思っています。

 

 

「とにかく人を大事にしたい。
うちみたいな小さな会社は、お客様まで含めて家族。
競争の中からは、ホッと寛げる家は生まれないと思う。」

2015年6月、社長に就任した時にまず思ったのは「社員がずっと居たくなるような会社にしたい」ということでした。住宅会社の使命は存続することです。そうでないとお客様の住まいのメンテナンスが出来ませんから。そしてそのためにはお客様の事情をよくわかっている社員が、ちゃんと居ることがとても大事です。だから自分がするべきことは、社員に「この会社に来て良かった」という幸福感をもってもらうことだと思っています。

では幸福感をもってもらうために何をするか。一番はやはり給料を上げることだと思います。お金は一つの評価ですからね。もちろんそのぶん仕事はきつくなりますが、たくさん貰っているという気持ちが働く人にとっては誇りとなり支えになってくれるはずです。

そしてもう一つは実力主義にしないこと。大企業ならいざ知らず、うちのように小さな会社ではそういう殺伐としたのはいけません。ましてお客様に幸せになっていただく器をつくっているのに、社員がぎくしゃくしては台無しです。だからと言ってぬるま湯のような環境をつくる気はありませんよ。私が期待しているのは、一人一人が自分の個性に合った頑張り方をしてくれることです。人としての魅力を最大限に発揮してくれることです。社員は駒になってはいけません。自分も含めて人間力が武器の会社にしていきたいと思っています。そしてお客様に向き合うのではなく、共に同じ方向を向き、その方にとっての幸福を「住まい」というかたちにするために、全社一丸となって努力し続けたいと思います。

 

代表取締役大河内建詞

共和木材の社員

共和木材工業株式会社

本社前で。「何かポーズを」というカメラマンのリクエストに応え、自然に出てきたのも、やはり「輪」でした。

 

 

 

 

 

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