元スタッフ 自己紹介

阪神大震災から14年

2009/01/17(土) 日々の事

 早いもので阪神・淡路大震災から今日で14年の月日が経ちました。
当時高校生だった私は朝の5時46分にびっくりして飛び起きたのを今でも鮮明に憶えています。
6千4百人以上の死者など多大な被害を出した直下型大地震・・・死者の圧倒的多数は倒れた建物や家具の下敷きになり圧死したそうです。

ハードとソフトの両面が教訓を活かし我々日本人が今現在備えが出来ているでしょうか?

建築基準法も改正されましたが我々住宅建築に携わる者から見れば十分な内容とは思えないのが本音です。
そして目移りしてしまうほどの耐震工法、免震工法の数に消費者の方は戸惑っていることかと思います。すでに耐震工法も「商売」と化している嫌いがありますからね(苦笑)

弊社でも外張り断熱工法との相性の良さからTIP構法という耐震工事をお勧めしておりますが、工法云々よりも一番私が大切だと思うのは、オーナーの方は間取りをシンプルに心がけ、そしてビルダーは基本に忠実に構造躯体を構築する。これに尽きるかと思います。

未だに復興住宅での生活を余儀なくされている方も多く見えるように14年経った今でも人々の記憶は風化しつつありますが震災の爪あとは深く深く残っています。

住宅建築に携わる人間として毎年気を引き締める一日でもあります。




工務店がつくる外断熱「共和の家」
  名古屋営業所 田口雅彦

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