元スタッフ 自己紹介

この夏を…

2009/06/03(水) 日々の事

先週、熱田区の名古屋市工業研究所にて『名古屋住建災防協 平成21年度定期総会』に行って来ました。一時は400社を越える会員が有りましたが、今では172社になったそうです。

決算報告、役員改選等議題が進み、来賓の挨拶では…。

労働基準監督署長の言葉に『労働者の高齢化、それにともなう安全対策』又、今年度の厚生労働省統一スローガン『定着させよう“安全文化”つみ取ろう職場の危険』
非常に不安定な現代、厳しい雇用条件・雇用の安全・雇用の充実と言ったお話が有りました。

休憩を挟んで、特別講演として“暑さから身を守ろう”『働く人の熱中症対策』のお話し。これから暑くなる夏に向けて現場で起こりえる熱中症。

おおよそ次の三つに分けられる。
? 熱虚脱?熱けいれん?熱射病など。
高体温で脳の体温中枢が麻痺し、発汗停止や意識障害を起こし、最悪死に至る事もあるそうだ。

対策としては、こまめに水分と塩分を補給する。水だけだと塩分不足による、熱痙攣を起こすこともある。又、服装も通気性が良く吸湿性の良い生地で首・手足の開放的なもの。炎天下では、ツバの広い帽子や首筋を遮る物を用意する。
又、夜更かしせず、早起きして準備運動等を行い、朝食を取って、脳と体をウォームアップしておく。

万一熱中症が起きたら、涼しい場所で衣類をゆるめて安静にし、スポーツドリンク等を与える。(症状にも寄りますが…。)足を高く上げて寝かせ、手足の先から中心部に向けてマッサージをし、医療機関にて受診をさせます。又、氷やアイスパックがあれば、首・脇の下・股のつけ根など太い血管の上を冷やすのが効果的だそうです。

※各自の自覚のもと安全第一でこの夏を…

            工務店が造る外断熱「共和の家
               (現場 森 俊二)

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