感動しました!

平成24年10月4日宿泊K・K様

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最も感動した点を5点挙げさせていただきます。

 1点目は、部屋中どこでも不快な温度差がないことです。当日は日中30度近い炎天下で、10月にもかかわらず車の中ではガンガンにクーラーをつけていた状態でしたが、体感ハウスに入った瞬間、先に誰かが弱めの冷房をつけておいてくださったのかと思ったくらい心地良い涼しさでした。

 扇風機1台のみつけて、クーラーをつけていないことを伺いびっくりしました。暑い日の家の中に入った時のモアーっとした不快な蒸し暑さや、逆にクーラーがキンキンに効いている場所に入った時の刺すような不快な寒さが全くない。高原にいるような「涼房」の心地よさに感動しました。

 宿泊した時は、日中は外気温28℃、早朝は14℃、気温差が激しく、普段なら朝起きた時に1枚羽織が必要なところ、体感ハウスではそのようなことがなく、気持ちよく起きられました。2才の息子もいつもは夜中の授乳で3回は起きてしまうのですが、1回だけ授乳で起きたのみであとは大の字になって思う存分寝返りをして熟睡していました。

 脱衣所と浴室の温度差もほとんどなく、お風呂が本当に気持ちが良く、幸せな気分になりました。

 

 2点目は、部屋中どこでも空気のよどみや不快な臭いがなく空気が気持ちよく、深呼吸できることです。とりわけ感動的だったのは桧の香りです。玄関を開けた瞬間、桧の上品な香りがふわーっと香り、とても癒されました。こもった臭いや接着剤などの科学的な刺激臭が全くなく築7年とは思えない空気の質の良さに感動しました。

 SA-SHEの換気システム+東濃桧の素晴らしさを実感しました。トイレや浴室も普通の家にあるようなこもった不快な臭いや湿気、カビ臭さが全くなく深呼吸できました。

 キッチンに生ゴミ(今日はお総菜の残り)を置いておくと、翌日臭いが残るので、すぐに外に出すようにしなければならないと思いました。

 

 3点目は、木造の素晴らしさです。私は、フローリングを素足で歩いていると腰が痛くなってしまうのですが、体感ハウスで1日中素足でフローリングを歩いていても全く疲れず、とても気持ち良かったです。

 体感ハウスでは、木の良さを伝えるためにあえて木をむき出しにしていまして、体感前に共和さんのHPで写真をみたとき「ログハウス的で実生活では違和感があるかな」と思っていました。しかし、実際体感してみると、共和さんのように優れた木材と換気システムが使われている家では、木を見せないともったいないと思いました。

 なので、共和さんで建てられた方が、木が見えるようにされることがよく理解できました。

 

 4点目は、防音です。夜中~明け方にかけて静まる時は、外で車が通る音が聞こえますが、あまり気にならず逆にある程度外の音が聞こえた方が、私の地域の場合防犯の点から安心と思いました。

 中の音はよく響きますので、1世帯だけで住む場合その方が便利で安心なのですが(特に子供がいる場合)、複数の世帯で住む場合はプライベートの確保をある程度考慮した設計にしないといけないと思いました。

 あと、夜半~明け方にかけて2階のベッドルームで熱湿交換装置の音がかなり気になったので、実際設計するときは装置の下に寝室を作らないようにしないといけないと思いました。

 その他、キッチン→洗濯・脱衣所→お風呂・トイレ→寝室が一直線で水回りが1ヵ所に集まり、寝室とトイレが近いのは、とても便利で使い勝手が良かったです。専業主婦&子育て中の私にとっては理想的な間取りでした。

 

 5点目は、製材工場です。東濃桧のスケールの大きさに圧倒されました。職人の方々が丁寧に製材されている現場や乾燥室の現場を見せていただき、1本の柱を作るのにものすごい手間暇をかけて大切に作られていることを知りました。

 また、用途も柱から小物、廃材の家畜利用に至まで全て使い切られており、1本1本が本当に大切にされていることを実感しました。

 工場一体に香る格調高い桧の香りと相まって、優しさと温かみを感じる現場だと思いました。このように大切にされた木で作られた家は、やはり温もりのある家になるのだと思いました。

 夕食は外食する予定でしたが、体感ハウスの居心地があまりにも良く、外に出るのがもったいない気分になり、近くのスーパーでお総菜を買って家族団らんの夕食になりました。

 

 最後に糸魚川さんには、大変お忙しい中、私達の長い話にも誠実に聞いて下さり、本当に感謝しています。ご自身が実際に住み心地の良い家を建てて住まれていらっしゃるので、住まい方に関するアドバイスは非常に説得力があり、勉強になりました。

 

 実際に住まわせていただき、内見だけでは気付けなかった点が分かり、実際に生活する実感がつかめました。

 

 貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。