先週は、碧南市S様邸のTIP構法用ガセットプレートの釘打ち位置の墨付けをしました。
TIP構法とは、「住む人に安心を実感してもらう。」ことをコンセプトに元東京工芸大学の上西秀夫教授を中心に10年の歳月を費やし、開発された木造住宅用耐震構法です。
弊社では、ほぼ全棟耐震性を高める為この構法を採用させて頂いております。
TIP構法の詳しい内容は、弊社ホームページをご参照下さい。
TIP構法に使用される鉄板補強ガセットプレートは、構造用合板(緑色に着色)にエポキシ樹脂で亜鉛鍍鉄板厚0.4mmを圧着した物で、取り付け位置により大中小と3種類に分類され、柱や横架材(土台、胴差、軒桁)に指定された釘(N50またはCN50)により取り付けします。
その釘の打付位置を建て方前に、TIPの割付施工図を基にガセットプレートに形板で墨付けをします。
現場担当の井戸課長が釘の墨付け、私が土台や横架材の墨付けと流れ作業で行いましたが、100枚を超える枚数を墨付けするのに約1日掛りましたが、一枚一枚確認が出来て良かったと思います。
現場も今月中の建前に向けて順調に進んでいます、これからも安全第一で工事を進めて行きます。
建て方完了後、TIPや断熱材検査などチェックに伺いますので、S様よろしくお願い致します。
共和木材が造る住まい
(設計 坂井田環作)