樹種の特徴をご紹介　vol.2　杉（スギ）

公開日：2025/05/29(木) 更新日：2025/05/20(火) 公式｜共和木材工業

こんにちは、共和木材工業です。

当社ではさまざまな材木を取り扱っており、お好みの無垢材を家づくりに取り入れていただくことができます。一方で、「無垢の木を使いたいけれど、どんな木がいいのかよくわからない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、木を知り尽くした共和木材工業が樹種の特徴をご紹介します。第2回目は「杉（スギ）」です♪

現在もっとも採用されている材木

杉は、現代日本でもっとも多く建築材として使用されている樹種です。木曽川水系は桧文化ですので、共和では桧がメインですが、梁や内装で使用することがあります。
スギ花粉が長年問題になっていますが、その対策として農林水産省から「花粉の少ない森林への転換促進緊急総合対策のうちスギ材需要拡大（うち花粉症対策木材活用加工流通施設等の設備）」という名称で補助事業の予算が組まれています。また、他にも建築材に杉を使用すると補助金が出る制度もあることから、国をあげて杉材の活用が推進されています。
地域にもよりますが、日本では国産材として杉が多く生産されており、地域材を使用することで輸送コストや環境負荷を抑えることができます。日本でいちばん身近な建築材といっても過言ではないでしょう。

軽量で加工しやすい

杉は他の樹種に比べて密度が低めですが、その分軽量で扱いやすいという特長があります。建設現場では大工さんが持ち運びや加工をしやすく、作業効率が高まるというメリットも。
また、柔らかく加工しやすいことも特長のひとつ。木材加工の際に切削や削り作業がスムーズに進むほか、釘やビスを打ち込む作業が容易で、割れにくいという利点があります。

節目が少なく大きな板を採りやすい

節が少なく、木目が美しいことも杉の魅力です。大きな板を採りやすく、加工しやすいので、大きな一枚板のテーブルや内装材に向いています。
ひと口に無垢材といっても樹種によってさまざまですから、例えば建築材には桧、内装材には杉といった使い分けもいいですね。
共和木材工業は製材所のある工務店ですから、目的や好みに応じて多種多様な木をご紹介できます。お気軽にご相談ください♪
無垢材の風合い・質感を実際に体感されたい方は、ぜひ一度、体感ハウスやお住まい見学会にご参加くださいね。

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皆様にお会いできることを楽しみにしております＾＾