先日、妻と入ったラーメン屋さんでのお話し。
名古屋でそこそこ名が知れている?ラーメン屋さんだと思います。
良く店の前を通ると、いつもお客さんがたくさん入っている印象のあるお店でしたが、空いていそうだったので、入ってみました。
私は店の看板ラーメンと半チャーハンを注文しました。
カウンターから厨房が多少見える感じのお店で、ラーメンを作っているのは見えましたが、チャーハンを作っている姿は見えず音もしません。
嫌な予感がしましたが、暫くすると半チャーハンが運ばれ、一口食べると予感的です。
「ぬるい!」
その後ラーメンも運ばれ、食べている最中に厨房内を観察していましたが、オーダーがなさそうなのにチャーハンを作っていました。
「なんだ、やっぱり作り置きか...」
アツアツのチャーハンを、こよなく愛する私にはがっかりです。
味に関しては旨い不味いの個人差がありますので何も言いませんが、そんなちょっとした事が非常に残念でした。
お店で私が口にした半チャーハン1皿は、店にすればその日に出す何十何百皿の内の1皿で、数百円の事です。
更に言えば、毎日3食する内の1食です。
半チャーハン1皿で残念に思う客もいれば、気づかない客もいるでしょう。
と、帰り道で思った時に、ふと、自分達はどうなんだろうと考えてしまいました。
マイホームは、ほとんどの方が生涯一度きりの一番高い買い物です。
自分達の家造りは、本当にお客様をがっかりさせていないか?残念に思わせていないか?本当に住み心地を保証できる家を造っているか? 等々...
チャーハンと家を比べるのは滑稽かもしれませんが、金額や回数の問題じゃありません。
お店で自分が残念に思ったり、がっかりさせられた事を自分の仕事に当てはめていくと、良い戒めになります。
「人の振り見て我が振り直せ」 とは、素晴らしい言葉です。
何故かぬるいチャーハンを食べて猛省し、深く考えてしまいました。
でも私は、あのお店には2度と行きません(笑)
「住み心地いちばん 涼温な家」
大河内建詞