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”こんなとこにも”

2010/05/26(水) 現場での出来事

外断熱の『共和の家』、断熱材で基礎から外壁・屋根とすっぽりとおおってしまう。気密性能が良すぎる為、外部の音も聞こえにくく、又室内でのピアノの音等も外に漏れない。

これ程性能の良い『共和の家』、良すぎるがゆえにおきる室内の音の問題。今日は1階の天井裏に取り付ける『防震吊木』について。

2階の床から1階の天井へ梁などの構造材を通して伝達する固体音を制御する材料です。

上階の床組みから吊木より伝わる物音や振動を防ぐために、FRP(特殊ガラス繊維強化プラスチック)で作られた吊木で、従来の木製吊木と比べて固体音(振動音)の減少に非常に効果があります。(天上に伝わる振動を確実に吸収します。)

又、天井レベルを自在に調整できるアジャスター付きで、軽くて強いFRP製でサビや腐食の心配がない。360°回転できる為、施工性を高めています。

吊木は床下鋼製束と同じく@900程度に配置されています。


            工務店が造る外断熱「共和の家
               (監督 森 俊二)

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