こんにちは、共和木材工業です。
当社が取り扱っている木曽の桧は、伊勢神宮の社殿にも使われる高品質な材木ということを、こちらでもたびたび触れてきました。
20年に1度社殿を建て替える「式年遷宮」の祭典は9年かけて行われますが、2025年はその始まりの年。2033年10月に予定されている、神様が本殿から神殿へとお遷りになる「遷御の儀」をはじめ、今年から33のお祭りと行事が行われます。
裏木曽御用材伐採式
今年6月に33のお祭りのひとつ、御杣始祭(みそまはじめさい)が行われます。御用材を木曽の御杣山で正式に伐り始めるお祭りで、最初に御樋代木(みひしろぎ)と呼ばれる、ご神体をお納めする器に用いる桧を伐採します。
そして、御樋代木を伐り出す「裏木曽御用材伐採式」が、6月5日に中津川市の裏木曽国有林で執り行われます。
伐り出された御樋代木は市内各所で奉曳行事を行いながら中心市街地で一晩奉安し、県内各地を経て、三重県伊勢市へ奉送されます。
なにしろ20年に1度ですから、私たちもとても楽しみにしています^^
斧入れ式
正式なお祭りが始まるのは今年からですが、実は準備はもっと前から進んでいます。写真はその中のひとつ、2017年に執り行われた「次期神宮式年遷宮御用材伐採斧入式」の様子です。
杣人(そまびと)と呼ばれる伐採手が、伝統的な技法「三ツ緒伐り」を用いて伐採を行いました。伐採する木を三方向から斧で切り込む伝統的な技法です。
関係者以外は式典近くでは見学できず、一般見学者は山の上の方からの見学でした。
こうして調べてみると、式年遷宮は宗教行事にとどまらず、日本の伝統文化や技術の継承、地域経済の活性化、環境保全など多くの社会的な意味合いももつ重要な行事だと改めて知りました。
地元・中津川市の桧が文化的・社会的に重要な神事の中心にあり、大切にされていることを、地元企業としてとても誇りに思います!
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