こんにちは、共和木材工業です。
今回のテーマは「家づくりの流れ」。家がどのように建てられていくのか、順を追ってご説明していきます。
前回は上棟までの流れをご紹介しました。今回は「屋根工事」~「外壁工事」。外観がだんだんとできあがってくる、ワクワクする工程です!
屋根工事
上棟で柱や梁が組み上がったら、次は屋根工事です。屋根は住まい全体を雨風から守る、大切な構造。見た目以上に多層構造になっており、安心・安全な家づくりには丁寧な施工が欠かせません!

瓦屋根の場合、骨組みの上に野地板(下地板)を設置します。野地板はもちろん当社の製材所で挽いたもの。しっかりと目利きした、上質な無垢材を使用しています。


その上にルーフィング(防水シート)を貼り、雨水の浸水を防止。結露や湿気から野地板を守る効果もあります。
こちらのお宅は瓦屋根ですので、ルーフィングの上に瓦桟と呼ばれる木材の板を取りつけます。


屋根材には、瓦・ガルバリウム鋼板・スレートなどさまざまな種類があり、耐久性やデザイン性、メンテナンス性などを考慮して選びます。
昔は瓦といえば陶器のイメージでしたが、近年はセメントや金属でできた瓦もあり、さまざまなデザインに対応しています。
外壁工事

屋根の次は外壁工事です。
外壁にも透湿防水シートを貼り、その上に通気層をつくるための胴縁と呼ばれる木の細長い板を設置します。防水シートの上に直接下地ボードを取りつけるのではなく、通気層をつくることによって、湿気が溜まりにくくなります。


外壁ができるとぐっと家らしくなりますね♪
ちなみに、窓サッシや玄関ドアは防水シートの施工が終わったくらいで、外壁材の施工前に取りつけられます。


外壁材にはサイディング・塗り壁・タイルなどがあり、素材によって雰囲気も性能も異なります。家のイメージを左右する大切な場所で、みなさんとても悩まれます!
それぞれのよさがありますので、迷ったらぜひご相談ください^^
次回の「家づくりの流れ」もお楽しみに!