糸魚川貞人 自己紹介へ

オーストリア、スイスの住宅視察へ行ってきました。3

2010/04/17(土) 糸魚川貞人その他
 
3日目

前日に見学したクロスラミナパネルを使用した現場の見学へ行く。

まずはビール工場を見学。
集成材の大きな梁の上にクロスラミナパネルを取り付けてある。
クロスラミナパネルにかなりの強度があるため、梁のスパンをかなり広くできる。

次にスキー場に移動し、社員寮の建築現場を見学。
階段、エレベーター部を除き全て木造。

家具まで組み込んでユニット化し、工期の短縮を図ったとのことである。
こちらの建物の傾向として、ユニット化し工期短縮というのが一般的である。

その後200kmほど移動し、木製サッシ会社の「Freisinger社」を見学させて頂く。
どこの国の建物もそうだと思うが、窓周りの断熱強化が建物の性能向上に重要な役割を持っている。

木製サッシにはたくさんのノウハウが必要で、トライアンドエラーを繰り返しここまで来たと工場の方が言っていた。
気密、断熱、精度等たくさんのノウハウが詰まっているのだろう。

材料加工工程、組立工程、塗装工程と一連の工程を見学。


日本ではいまだアルミサッシが主であるが、ヨーロッパでは木製、樹脂のサッシが主である。
性能は格段の差があることは言わずと知れた事であろう。


愛知県、岐阜県、三重県、長野県で工務店が造る外断熱SA-SHEの家
本社 (営業・現場) 糸魚川貞人


1ページ (全5ページ中)