元スタッフ 自己紹介

発掘調査

2010/08/04(水) 現場での出来事

豊川市T様邸工事に着手しました。申請を出した所、文化財保護法に基き遺跡が出るかも知れないと言う事で、豊川市教育委員会(生涯学習課)に連絡を取り、発掘調査が入ることになりました。
西暦500年頃の物だそうで、土器が落ちていないか?。住宅(集落)などが形成された場所かどうか?。住むには、水が手に入れやすいと言う条件が必要となり、池や川が近く、又川が氾濫しても良いように少し高くなった場所を運んでいる。周りの工事(全面道路)の時もやはり出たみたいです。

初日、建物の位置を≒30?すき取り。(≒30m3の残土)翌日、調査隊が入ると聞いていました。残土処分場、そこまでの道路状況等を見て回った。

しかし、当日スキ取り始めると調査担当の方が見えて10?づつスキ取って下さいとの指示。そして、深さも1m程見たいとの事。思うようにスキ取れず、又残土の量も申請の量を大幅に増え、残土処分場やら、隣地の方への挨拶にも行って来ました。(予定外になりましたが…)

独特の道具を使い、1m位掘った所で土器の欠片の様なものとか、道路?水路?らしきものが出てきた。

でも調査が長引くと、工期にも影響がでるし、又調査費用もお客様持ちだそうで…。

私は最後まで立ち会えず、担当者又下請業者に頼んで現場を後にしました。夕方、私の携帯が鳴り担当者の方よりの連絡でした。『遺跡としては出ましたが、今までの資料と大差なく発掘調査としては、今日で終わりです。』との返事。『工事も予定通り進めて下さい。』との事でまずは一安心。(^0_0^)



            工務店が造る外断熱「共和の家
               (監督 森 俊二)

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