小木曽一仁 自己紹介へ

第6回

2011/01/25(火) 小木曽一仁日々の事

 もうすぐ私が共和木材に入社して3カ月が経とうとしています。
 月日が経つのは早いもので、この3カ月はあっという間でした。毎日が新鮮で、初めて見るものや聞くこと(方言も含みます)も少なくありません。
熱心で勉強家の上司や職人さんに助けられ、教えていただき、少しずつでも成長できているのかなと、自分では思います。

 生まれてきた赤ん坊は3カ月で首がすわり、半年では手足を使って移動し、1年も経つと二足で歩行を始めます。
 果たして大人はそんな子供のように日々進化し、成長できるのでしょうか・・・。


 さて、今回6回目の『小木曽と学ぶ会』は今月の【換気】のまとめといきたいところですが、3回でまとめきれるほど簡単なものではありません。・・・でした。まだまだ私も勉強の身、【換気】の全てを知り、自分の意見として語れるほどの知識はありません。

 2003年、住宅建材や接着剤、シロアリ対策の防虫剤の影響でシックハウスが問題視され、その対策として、全ての居室に24時間換気の義務化の法改正がされました。
 私は今までその法律だけくぐればという考えで、第3種換気方式(居室での換気口による自然吸気、便所や台所での局所換気)を採用していました。ただ、よく考えるとおかしな話です。居室で放出される人の発汗による水蒸気や臭い、埃や喫煙による煙などの汚染物質はアンダーカットされた建具の下をくぐり、廊下や階段通り、便所や台所の換気扇で外部へ放出されます。結局は家中を通っています。しかも自然吸気口は壁に穴が開いているだけなので、冬場は冷たい外気が自由に流入してきます。我が家は杉林に囲まれ花粉は自由に入ってきて花粉症に悩まされ、車通りが多ければ排ガス、最近では愛車を汚す黄砂も多くなってきています。必ずしも外気がきれいだとは限りません。

 とりとめのない話になってしまいましたが、今回【換気】について学び、改めて【換気】の重要性を知ることができました。
 またいつかこの場を借りて【換気】について語りたいと思います。

 ありがとうございました。


工務店が造る外断熱「SA−SHEの家」
(現場  小木曽一仁)

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