糸魚川貞人 自己紹介へ

日本のエネルギー

2011/04/17(日) 糸魚川貞人日々の事

東北東日本大震災から早くも1ヶ月が過ぎました。

いまだ増え続ける死亡者、行方不明者の数に大変心を痛めております。

また、福島原発が被災した影響で、東日本の方々にも大変な被害が出ており、計画停電など本当に不便だとお察し致します。


原子力発電は二酸化炭素の排出量も低く、ある意味クリーンな発電でありましたが、恐ろしく大きなリスクを背負っていることをほとんどの日本国民が気付かされたのではないでしょうか。

今年の夏には恐らく計画停電が行われることでしょう。

日本のエネルギー事情の貧しさが浮き彫りになってきています。

もしも電気が止まり、化石燃料が手に入らないときどのように暖をとるか。
昔のような25年持てば良いと造られた無断熱住宅の場合、夜になり気温が下がるのと同時に室温も下がり、凍える夜を過ごすこととなるでしょう。
しかし、断熱、気密性能の高い住宅であれば気温の低下からタイムラグが生じて室温が下がりますし、室温もそれほど下がることは無いでしょう。
また、南に面する窓を大きくとり、太陽光を沢山取り入れる設計を行っていれば、日中に取り入れた日射の熱を保温する効果もあるため前者とは比較できないほどの暖かさとなるでしょう。

実際に被災された方で、建物が無事であったが電気、水道が止まってしまった。
しかし高断熱、高気密住宅であったため、日中に取り入れた太陽熱が夜中まで残っており無暖房状態で過ごすことができたいう事例も聞いています。

設計手法、気密、断熱効果により確実に変わる室内環境。

安易にローコスト住宅に目を向けるのではなく、今一度住まいの重要性を考えてみては如何でしょうか。




愛知県、岐阜県、長野県、三重県で
工務店が造る外断熱SA-SHEの家

本社 (営業・現場) 糸魚川貞人

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