井戸雅一 自己紹介へ

雨に泣かされましたが・・・

2015/04/03(金) 上棟井戸雅一

 1日の小木曽監督のダイアリーにもありましたが、我々のような現場の段取りをする者にとって天候の変化による影響は想像以上に精神的にも体力的にもダメージを受けるものです。
特に着工した前半の基礎工事から建て方(屋根仕舞い)までは、ある程度の余裕はみていますが その範囲を超えた時は その後の工程にまともに影響してくる為に いつも天気には過敏になっています。

 ところが今年の3月は、例年にない天候の不順で 一日中真っ青な空が見えた日は一日もなかったような・・・ 雨 雨 雨降りばかり・・・ おまけに雪が降り・・・!
瑞穂区のM様邸の基礎工事期間は、まともに影響を受け 何度もコンクリート打設日を変更し、最終的には お客様のご理解もいただき 上棟日の延期までする事になりました。
現場管理の自分にとっては 工程通り進まない事は一番悔しい結果でした。

そんな中 雨間をかいくぐって基礎工事が完了 いよいよ建て方へと・・・
天候予報は一週間以上の晴れマーク 基礎工事の悔しさを 建て方でキッチリ返し その後の工程にいい感じで進む予定でテンションアップ???
だったのですが、建て方2日目が突然に雨マークに変わり、3日目は曇り、それ以降は一週間ずっと雨マークの予報となり テンションは急激にダウン???

 この状況の中 塞ぎ込んでいる自分とは違い大工さん達は、建物を出来る限り濡らさないように丁寧に養生をし、雨間を見ながら黙々と作業を進めてくれました。
お蔭さんで 昨日に屋根仕舞いまで完了し、今日からの長雨に建物を濡らさなくて済むようなところまで出来上がりました。
雨には泣かされましたが、大工さん達の静だけど強い意気込みを感じた建て方を経験する事ができ、皆さんに本当に感謝しました。
その後の工程も きっと上手く進むと強く思った一瞬でした。

写真は、2日目の雨間を見ての作業時の養生と 屋根仕舞い完了後3日目の帰りの養生の状況です。
絶対に濡らさないぞっ! という我社のスタッフの気持ちの表れです。

愛知県・岐阜県の木造注文住宅
工務店が造る外断熱「涼温の家」
   (現場 井戸雅一)

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