先週の水曜日は、名古屋市瑞穂区G様邸の造作検査を実施しました
この検査は、隠蔽部分となる基礎配筋や躯体構造、断熱材張り検査と並び、
完成時の仕上げを左右する重要な検査と考えています。
検査は設計図を基に高さや寸法が図面通りに造られているか、
造りや納まりに不具合が無いか、細部に渡ってチェックします。
設計図では判断出来ない納まりの良し悪しは、大工さんの技量に大きく左右されます。
今回G様邸は本格的な茶室がある和室に始まり、水屋やタタミ敷きの待合など、納まりに苦慮するところも沢山ありましたが、現場監督の井戸課長の適切な指示や指導の基、納まりも良く考えられ、綺麗に仕上がっていました。
特に玄関横の飾り格子や和室の炉切りの位置、床の間、変則な仏間など手直しする箇所も無く綺麗に仕上がっていました。
熟練の本田大工さん!今回も良い仕事をしてくれました。
これからクロス、左官と仕上げ工事に入りますが、
きっとG様にも満足していただける仕上りになると思います、
出来栄えを見る竣工検査が楽しみです。
共和木材が造る!「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)