大河内建詞 自己紹介へ

通し柱

2022/03/14(月) 製材大河内建詞

今更の説明かもしれませんが『通し柱』とは、1階から2階まで通した柱のことです。

下の写真は、先週末に製材しました桧の『通し柱』です。

この状態で今日、乾燥機に入れましたので、1週間後に含水率が約15%前後になって出てきます。

下から1、2段目は120角の通し柱で、3段目は105角の通し柱になります。

共和の建築部で、105角の通し柱を使用することは滅多に無いので、105角の通し柱は他所へ販売することになります。

この数年で、柱の太さの主流が120角から105角へ急速に移り変わっている様な感じがします。

現に製材部での柱の注文などは、120角よりも105角の注文が圧倒的に多くなりました。

理由も色々とあるでしょうが、建築金物の進歩も大きな理由と考えられます。

柱も適切に配置されて、本数もしっかりと使用されていれば、105角だから弱いとか駄目だと言う話では決してありませんので誤解され無い様願います。


そんな中、お施主様のこだわりで、太さ135角の通し柱を使用する現場が現在進行しておりますので、興味のある方はお声かけ下さい。


製材屋が造る『共和の家』
大河内建詞

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