昨日の日本経済新聞に載っていた記事です。
「経済産業省が来年度から、住宅の窓や断熱材を省エネ製品に転換する取り組みを始める。窓や断熱材を製造する建材業者に呼びかけ2022年度までに断熱性能の低い旧式窓などの製造を基本的にやめてもらう。」とあり、さらに「窓などの市場シェアを全て省エネ製品とし、既存も含めた国内全住宅の窓などを50年かけて省エネ化する。」と書いてありました。
一般的に窓からの熱の出入りは、夏に約50%、冬に約70%と言われていますので、窓の断熱性を上げる事は、非常に効果的と言えると思います。
でも、記事の中で少し驚いたのが、「2012年度の時点でガラス1枚でアルミ枠製の旧式窓のシェアが17.37%ある。(引き違い窓の場合)」となっており、未だにそんな窓がそれだけ使用されていうのは、正直驚きました。
これは、お施主さんだけでは無く、住宅を建築する側の業者に問題があるのかも知れません。
建築業者が正しい知識をしっかり持ってさえいれば、お施主様に高性能サッシを使用しても、その価格差は十分埋められる説明も容易いと思います。
すべて安く安くと値段を追求する余り、性能が軽視されているのか、造る側が性能についての知識が無いかじゃないでしょうか。
共和木材では、特別な理由や準防火地域以外は基本、樹脂サッシ使用が当たり前ですし、樹脂サッシにおいては、もう18年ほど前から使用しています。
北海道や東北では当たり前の樹脂サッシですが、寒冷地以外でも住宅の性能を上げるのには必要不可欠です。
価格差は、冷暖房費の削減によって十分埋める事が出来ます。
ただし、サッシだけ高性能にしても他がスカスカじゃ駄目ですけど。
家の「住み心地」は、断熱、気密、換気のトータルバランスで大きく変わってきますので、詳しく知りたい方は、共和のスタッフにお尋ね下さい。
家の性能について、熱~い話が聞けると思います(笑)
「住み心地いちばん 涼温な家」
名古屋営業所 大河内建詞