共和の職人共和の職人-茶原 和幸/大工

共和の職人-茶原 和幸/大工

「一生に一度建てるかどうかの家づくりで、全体に手抜きはしたくない」

 大工だった祖父が、丸太を切って作ったタイヤに箱を乗せて、自動車を作ってくれたのが小さい頃の思い出。そんなことがあって大工になったのかもしれません。

 私は助手時代はやる気のないやつでね。我ながら可愛げがなかったと思います。それがある程度責任のある仕事をあてがわれてから、俄然面白くなっちゃった。人って何かを任されると変わるもんですねえ。ま、それだけ単純と言おうかバカと言おうか(笑)

 いま一番思っているのは、お客様にとっては一生に一度建てるかどうかの家づくりで、絶対に手抜きはしたくないということ。見えないところでも、将来リフォームする時にもしかしたら見るかもしれない。その時にがっかりさせるような仕事をしていたら、大工としての面目が立たないですから。

 共和の現場監督さんを見ていてすごいなと思うのは、一旦建てた人には、あとあとまでちゃんとメンテナンスすること。お世辞抜きですごいなと思いますね。
それと、大工に対して単価や工期のことで無茶を言ってくることがない。職人たちの盾になるべきところでは、ちゃんと体を張って守ってくれるから、私たちも安心して「いいものをつくればいいんだな」と思ってられるんです。

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